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2024-08-23
商品先物取引に係るAS-VaRパラメータの設定方法が変更されます
日本証券クリアリング機構(JSCC)では取引証拠金所要額の相場変動に対するカバレッジの
改善を図るべく、商品先物・オプション取引に係るAS-VaRパラメータの設定方法を変更すること
になりました。
貴金属先物のBPL(Base Profit Loss (先物1枚あたりの取引証拠金所要額に相当))の設定方法
について過去参照期間を5年間のデータを参照とし、EWMA法※によるボラティリティ調整を実施して、
価格変動率の上位97.5%以上の平均値を採用することで取引証拠金所要額が変更になります。
(※EWMA法=直近の価格変動を重視してボラティリティを計算する方法。)
<参考:新方式での試算値(8/19~8/23適用値)>
新方式による試算 (現行の取引証拠金額)
金 524,000円 (752,000円)
金限日 59,900円 (55,700円)
白金 144,500円 (214,500円)
白金限日 29,600円 (30,200円)
銀 366,000円 (291,000円)
パラジウム 1,164,000円 (1,149,000円)
堂島金限日 4,785円 (6,022円)
堂島白金限日 2,522円 (2,699円)
堂島銀限日 13,400円 (7,790円)